エラー切手とは?

エラー切手の画像

エラー切手とは、何らかの手違いやミスにより、本来あるべき姿でない切手に出来上がったものです。 エラー切手は、偶然による希少価値が高く評価されており、切手買取においても非常に高額な買取価格が付く傾向にあります。本来は切手にエラーや間違いがあると判明した場合は、郵便局や製造所などですぐに廃棄処分にされるのですが、発見されることなく郵便局で販売され、稀に世に出回ることがあります。

エラー切手は、主に「図案ミス(手違い)」「彩色エラー」「逆刷エラー」「印刷漏れエラー」「用紙エラー」「無目打ちエラー」の6種類に分けられます。

まず、エラー切手の「図案ミス」とは、切手のデザインを担当した方の間違いによって、本来あるべきデザインと異なる仕上がりで発行されてしまったものです。 有名なものでいえば、プレミア価値がついている中国切手「全国の山河は赤一色」がありますが、これは当時の中国の地図を赤一色で塗って表現しようとしたんですが、台湾だけ赤く塗られておらず、半日程度で回収されてしまいました。 そのため、出回った数は非常に少なく、切手買取においても屈指のプレミア切手として知られています。全国の山河は赤一色切手を買取に出そうと思った場合、想定できる買取価格は、数百万円にも数千万円にもなります。

エラー切手の「彩色エラー」とは、色を間違って印刷してしまったエラー切手のことです。有名な彩色エラーの切手でいえば、スウェーデンで発行された「3シリング・バンコ」切手があります。これは本来は青緑色で印刷される切手なんですが、印刷機の取り換えの際に手違いがあり、誤って黄色で印刷されてしまったエラー切手です。3シリング・バンコのエラー切手も買取価値が高く、これまで幾度か世界的オークションに掛けられた歴史がありますが、どれも数億円の落札価格を誇るプレミア切手です。

エラー切手の「逆刷エラー」は、2色刷りの切手を作る際に印刷用紙の向きを間違えてしまい、図案の一部が逆さになってしまったエラー切手です。逆刷エラーで高額がつく切手は、有名なものにアメリカで発行された「逆さのジェニー」があります。また、日本の切手「竜文切手」にも逆刷のエラー切手が発見されており、そちらの切手の買取価値も非常に高くなっています。

エラー切手の「印刷漏れエラー」は、多色刷りの一色が抜けているものです。日本で発行されてきた切手でもいくつか確認でき、この中では結構見ることの出来るエラー切手です。よく見なければ分からないものから、ひとめ見ただけでもすぐに分かる印刷漏れエラーまでバリエーションに富んでいます。通常の切手より希少価値が高い可能性が高いので、もしお持ちの場合、一度切手買取業者に写真メールを送り相談されることをおすすめします。

エラー切手「用紙エラー」は、本来は糊があるはずの用紙裏面に印刷されていたり、すかしが別方向に入っているエラー切手です。

エラー切手の「無目打ちエラー」は、切手の目打ちが全くない状態で発行されてしまったエラー切手です。元から目打ちがないデザインの切手は、切手収集用語で「インパーフ」と呼ぶのですが、「無目打ちエラー」は、本来は目打ちがある切手なのに、目打ちがない状態で発行されたものを指します。 近年発行されて有名になった無目打ちエラー切手で、平成11年発行のふるさと切手「第23回世界新体操選手権切手」があります。これは本来は目打ちがある切手なのですが、目打ちがないタイプが誤発行され、100万円の価値で取引されました。

エラー切手には多数のバリエーションがありますが、通常の切手より何倍もの買取価値で取引されるケースが非常に多いです。そのため、もし「エラー切手かも?」と思う切手をお持ちであれば、一度写真を撮って切手買取業者のフォームから送信し、いくらの買取価値がつくか質問されておくことをお勧めします。

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