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【第三次新昭和切手】の買取価格や価値を詳しくご紹介します

【切手買取】第三次新昭和切手の買取価格と価値と概要
【切手買取】第三次新昭和切手の買取価格と価値と概要

第三次新昭和切手の買取価格と詳細

このページでは、全ての額面の「第三次新昭和切手」について買取相場や詳細を画像付きでまとめて一覧で紹介しています。

また、第三次新昭和切手買取におけるおすすめの切手買取業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

普通切手・第三次新昭和切手10円(らでん模様)の買取価格と概要

普通切手・第三次新昭和切手10円(らでん模様)
発行枚数
1948年(昭和23年)4月15日
切手買取相場
250円~900円
初日カバー買取相場
~10円

普通切手の第三次新昭和切手10円は、「らでん模様」が図柄です。同じ図柄で用紙に透かしなし切手もありますが、そちらは「昭和すかしなし切手」に該当します。

買取相場は第三次新昭和切手の中だと最も高く、1枚あたり250円~900円前後までの買取価格も期待できます。

普通切手・第三次新昭和切手3.8円(数字)の買取価格と概要

普通切手・第三次新昭和切手3.8円(数字)
発行枚数
1948年(昭和23年)9月10日
切手買取相場
60円~450円
初日カバー買取相場
50円~300円

普通切手・第三次新昭和切手3.8円(3円80銭)は、郵便料金の値上げによって加貼用に発行された切手で、買取価格は大体50円~300円前後が期待できます。

こちらの3.8円切手は使用済みの相場もやや高く、他の切手と合わせて査定に出すことで買取価格が付く可能性も高いです。

普通切手・第三次新昭和切手2円(清水寺)の買取価格と概要

普通切手・第三次新昭和切手2円(清水寺)
発行枚数
1948年(昭和23年)1月10日
切手買取相場
70円~480円
初日カバー買取相場
~10円

普通切手の第三次新昭和切手2円には「清水寺」がデザインされています。「第一次新昭和切手」と似た図柄ですが、第一次新昭和切手には菊花紋章があり、こちらの切手にはありません。

第三次新昭和切手2円の買取価格は大体70円~480円までが期待できます。

普通切手・第三次新昭和切手1.5円(数字)の買取価格と概要

普通切手・第三次新昭和切手1.5円(数字)
発行枚数
1948年(昭和23年)9月10日
切手買取相場
20円~150円
初日カバー買取相場
~10円

普通切手・第三次新昭和切手1.5円(1円50銭)には、数字で「150」と描かれたデザインが採用されています。

こちらも郵便料金の値上げによる加貼用として発行された切手で、単片での買取相場は20円~150円前後も期待できます。

第三次新昭和切手について

第三次新昭和切手について

「第三次新昭和切手」は、1948年(昭和23年)内に発行されていた普通切手で、額面は1.5円、2円、3.8円、10円の4種類です。

第三次新昭和切手の大きな特徴としては、これまで日本の切手に必ず描かれてきた「菊の紋章」がないことです。

第三次新昭和切手に使われた用紙の種類は2種類あり、初期のものは灰白紙で発行されていましたが、後期になってくると白紙で印刷されるようになりました。

第三次新昭和切手1.5円の買取相場は、大体150円前後までに留まるケースが多いです。

第三次新昭和切手2円(法隆寺)の買取相場は比較的高く、大体480円前後の買取価格まで期待できます。

第三次新昭和切手3.8円の買取相場は、こちらも大体450円前後までが期待できます。

第三次新昭和切手の中で最も価値が高い「らでん模様10円切手」は、1枚あたり900円前後の買取価格まで期待できます。

第三次新昭和切手4種の中で、最も高い買取相場を維持しているのは、らでん模様の10円切手で、もし綺麗な状態であれば1枚辺り900円前後の買取価格になるケースもあります。

また、単片の切手でも、銘付きと呼ばれる「銘版付」の切手であれば、価値が倍以上に膨れ上がることもあります。(銘版とは、製造された印刷局の名前を切手の余白部分に刷ったもので、普通切手だと100枚に1枚の確率でしか付いていないのです。)

第三次新昭和切手は、この時代に発行された他の普通切手などと比較すると、平均的な買取相場は比較的高めです。

これは、第三次新昭和切手の発行年数が1948年の1年のみに留まったため、必然的に枚数が少なく、希少価値があるためです。

第三次新昭和切手の平均的な買取相場をまとめると、大体一枚あたり大体150円~800円前後の買取価格が期待できますが、額面によって買取価格は大きく異なります。

第三次新昭和切手を含め、古い切手の買取価値は一見しただけでは分かりにくいので、コレクションなどをお持ちであれば一度、切手の買取査定に出してみるのがおすすめです。

第三次新昭和切手の種類について更に詳しく

第三次新昭和切手の種類は、以下の4種類の額面・図柄にて発行されました。

数字「150」切手(1.5円)
清水寺切手(2円)
数字「380」切手(3.8円)
らでん模様切手(10円)

どうして第三次新昭和切手には、1.5円(1円50銭)や、3.8円(3円80銭)といった中途半端な額面の切手も発行されたのかというと、これは同年、郵便料金の値上げが行われたためです。

これまでは国内のはがきは50銭切手で送ることが出来たのですが、戦後に大きなインフレが起こったため、50銭から2円への引き上げが決定されたのです。

従来の50銭切手と合わせて使えるように1.5円の切手が発行され、2枚合わせると2円になり、国内葉書を送ることが出来たのでした。(第三次新昭和切手3.8円も、同様の理由で発行されました。)

また、第三次新昭和切手の1.5円、3.8円は、1948年に開催された「熊本逓信展の記念小型シート」の図柄としても採用されています。

熊本逓信展記念小型シートだと、美品で1000円くらいの買取価値がありますので、普通切手よりも価値が高くなります。

この時代は、戦後の混乱期~復興期の中で切手を発行しなければなりませんでしたので、エラー切手が頻出した時代としても知られています。

かつては「定常変種」や「偶発変種」などの変種の切手が数多く確認され、その変種切手のみに絞ってコレクションしている方もおられる程でした。

(定常変種・偶発変種とは、印刷時に機械についた汚れに気づかずそのまま発行され、インクの抜けや濃点、黒点などが一部に見られる切手です。)

もし第三次新昭和切手の中にエラー切手が発見された場合、エラーの度合いにもよりますが、一般的な切手買取相場では語れないくらいに価値が高騰するケースもあります。

切手買取業者の利用は、問い合わせから買取完了に至るまで完全無料ですし、利用前の質問だけでも快く受け付けてくれます。

「普通切手だから価値が低いかも?」と思わずに、「いくらで売れるか?」一度買取業者へ質問してみることをおすすめ致します。

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