法隆寺観音菩薩像切手の買取価格と詳細
切手趣味週間第4回目に発行された切手は、「法隆寺観音菩薩像」小型シートです。
法隆寺観音菩薩像切手の大きな特徴としては、10円切手が10枚組み合わさった【小型シート】の形式で発行されたことです。
図柄は当時「第2次動植物国宝切手」として発行されていた観音菩薩像切手をそのまま流用したもので、合わせて6万枚が発行されました。
始めの発行は5万枚の予定でしたが、急遽増刷されて計6万部の発行となったのです。
これは切手趣味週間の切手発行が、従来の郵政省ではなく全日本郵趣連盟に託されたことに起因します。既に発行日が目前に迫った状態で切手を発行することとなった全日本郵趣連盟は、第2次動植物国宝10円切手の「切手帳」を切手趣味週間版に改変して発行することになります。
時間的に厳しく、また既に発行されていた切手と被ってしまうため発行数も5万枚(後に一万枚増刷)と少なく設定されましたが、発表された発行予定枚数の少なさから、切手収集家達は「自分が入手できるのか」と不安を覚えるようになります。
販売には枚数制限が設けられ、販売箇所も限定された局のみとなったため現在も希少価値が高く、プレミア切手として重宝されているのです。
ちなみに発行日も従来までの11月1日ではなく、11月20日(1954年)に延期されています。
気になる法隆寺観音菩薩像切手(切手趣味週間)の価値ですが、だいたい2万円前後となり、買取価格も表紙が付いており状態が良ければ6000円~11000円前後も期待できます。
法隆寺観音菩薩像切手だけでなくどの切手にもいえることですが、切手の状態が悪いと買取価格は下がってしまいます。
将来売りたい切手を所持しているのであれば、是非とも丁寧な保管をおすすめします。
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