昭和27年お年玉切手シート翁の面の買取価格と詳細
日本で3番目に発行されたお年玉切手シートが、昭和27年お年玉切手シート「翁の面」です。
昭和27年の干支は辰ですが図柄は翁の面が採用されているため、干支として辰が採用されたのは一周干支が回った昭和39年が初めてとなります。
この年からお年玉切手シートの切手の枚数は4枚へと変更されましたが、額面も一枚当たり5円に引き上げられています。
昭和27年お年玉切手シート「翁の面」は1952年1月20日に引き換えが開始され、308,3万枚が発行されました。
こちらの切手も非常に希少価値が高く、昭和27年お年玉切手シート「翁の面」は美品であれば1シート辺り最大で3000円前後までの買取価格も期待できます。
並品であっても500~800円前後の買取相場ですので、複数枚見つかればかなりの買取価格になると思います。
お年玉切手シートの翁の面は、使用済みの状態によって価値が上がる可能性があり、切手買取店によりけりですが上記の買取価格よりも高く買い取ってもらえることもあります。
これは昭和27年に郵便の料金が改定され、お年玉切手シートの額面が5円引き上げられていることに関係しています。改定では通常葉書が5円、年賀切手は2円から4円に郵便料金が引きあげられました。(当時の年賀はがきは、通常の郵便よりも安く出すことが出来ました。)
けれども昭和27年の年賀状に限っては改定前の在庫を減らすため、旧料金の2円で出す事が出来ました。
しかしこの時代のお年玉切手シートはお正月の後に発行されていたため、景品のお年玉切手シートまで料金を2円にしてしまっては、今後の使い道が限られてしまうために額面が5円で発行されたのです。
ですが、2円で年賀状が郵送できるところ、わざわざ5円の切手を貼って送っては損になってしまいます。
そのため昭和27年お年玉切手シート「翁の面」は当時の年賀状にはなかなか使用されず、他のお年玉切手シートと比べても使用済みの希少価値が高い可能性が高いのです。
使用済みの翁の面切手の価値は、消印の日付や状態などエンタイヤ(使用済みの切手が貼っている封筒や葉書)の状態で非常に上下してしまいます。
もし昭和27年お年玉切手シート「翁の面」が貼られた古い葉書が見つかれば、一度切手買取店の査定員に相談してみることを強くおすすめします!
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