小判切手の買取価格と詳細
小判切手は電胎法凸版印刷によって発行された初めての切手で、中央部分に小判のような輪郭が描かれていることからその名称がつけられています。
今まで日本で発行されていた切手は手彫りの印刷技術を用いたものでしたが、明治時代に来日したイタリアの版画家であるエドアルド・キヨッソーネの指導の元、国内で初めてとなる機械による切手の大量印刷が行われることとなります。
明治時代は西洋の技術に追いつくために各国から技術者を雇い、その海外で一般的に使われている技術を日本国内で広める活動が精力的に成されていました。
小判切手もその一環で作り上げられた切手であり、それから日本の印刷技術は飛躍的に進化しています。
手彫りの切手は一枚一枚が切手職人の手によって印刷されたものであり、高い技術が必要で一枚辺りの所要時間も多くかかっていましたが、小判切手を皮切りに切手の大量印刷時代となり、日本の切手製造の歴史は大きく変わったといわれています。
小判切手は23年間も発行されていたロングセラーで、途中から新たな額面が発行され、それらは新小判切手、それ以外は旧小判切手と呼ばれています。
23年間の間に更に印刷技術は向上し、その都度製造方法が少しずつ変化しているため、小判切手は同じ種類であっても時代によって価値が違っています。
小判切手の価値は種類が多いのでざっくりとなりますが、およそ3000円~40000円、そして小判切手の買取価格は1000円~30000円と種類によっては非常に高額です。
前述したように同じ小判切手に見えても印刷した時期で価値が少しずつ違ってきますので、もしプレミアがついていれば驚きの高額に化ける可能性もあるのです。
小判切手は使用されている紙の種類や目打ちの種類によって、果てには使用済みであればその押印の日付によっても価値が上下しますので、小判切手の価値を見極めるのには専門家による査定や鑑定が必要です。
小判切手は非常に人気のある切手で、中には小判切手のみを収集するコレクターも存在し、需要が高く切手買取においても重宝される傾向にあります。
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