【大正大礼記念】切手の買取価格や価値を詳しくご紹介します

このページでは、全ての額面の「大正大礼記念切手」について買取相場や詳細を画像付きでまとめて一覧で紹介しています。

また、大正大礼記念切手買取におけるおすすめの切手買取業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

当サイトの内容も参考にして動画をつくっていただきました。

「大正大礼記念切手」とは、大正天皇が即位された事を記念して発行された記念切手です。

そのため、大正大礼記念切手の図柄も天皇陛下に関わるもので、1銭5厘切手は儀式の冠(大嘗祭の冠)、3銭は天皇の座である高御座、4銭と10銭は紫宸殿と威儀本位の武人が採用されています。

大正大礼記念切手の種類は1.5銭、3銭、4銭、そして10銭の4種類があり、4銭切手と10銭切手は発行枚数が少ないため、買取価値は特に10銭切手が頭一つ高い値段で推移しています。

ちなみに、大正大礼記念切手の発行日は1915年(大正4年)11月10日ですが、この時期から額面が４種類を超えた記念切手が発行されるようになります。

大正大礼記念は、今回ご紹介した記念切手4種類のほか、記念はがきや記念切手の台紙も同時に発売されており、日本において天皇の即位は、当時から国をあげた大きな出来事であったことが窺えます。

大正大礼記念切手のバラ切手単位での価値は1.5銭と3銭なら共に1500円程度、 4銭なら5000円程度、１０銭になると15000円程度の価値が見込めます。

天皇陛下の即位という歴史的な記念切手のため、残存数も多く、1.5銭と3銭はそれほど高い買取価格は見込めません。ですが、それ以上の額面となると、臨時収入としては十分な買取金額を得ることが出来ます。

ただ、ここで留意していただきたいのが、切手の”価値”とは、販売や買取を考えない場合の値ですので、大正大礼記念切手の”買取価格”とは全く異なるものです。

大正大礼記念切手の買取相場は、1.5銭切手と3銭切手なら大体500円前後までの買取価格が期待できます。

一方、4銭・10銭の発行枚数が少ないので希少価値が上がるので買取価格も上がる傾向にあり、4銭切手の場合は大体1000円前後、10銭切手だと5000円前後の買取価格も期待できるプレミア切手になります。

ちなみに、発行日初日の消印が押された「FDC(初日カバー)」と呼ばれるものは、切手収集の面から価値が高く、切手買取業者によっては買取対象としている場合があります。

状態や宛先にもよりますが、大正大礼記念切手のFDC(初日カバー)だと、大体1万円前後までの買取価格が期待できます。

もし、大正大礼記念切手の4種が全て揃っていれば、お店ごとの買取基準によりますが、コレクションとして評価してくれる買取店もあります。

買取価格の上昇にも繋がりますので、もし4種を全てお持ちであればまとめて買取してもらうと良いでしょう。