【世界平和記念切手】の買取価格や価値を詳しくご紹介します

このページでは、全ての額面の「世界平和記念切手」について買取相場や詳細を画像付きでまとめて一覧で紹介しています。

また、世界平和記念切手買取におけるおすすめの切手買取業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

当サイトの内容も参考にして動画をつくっていただきました。

世界平和記念切手とは、ヴェルサイユ条約が締結された講和会議を記念して発行された記念切手で、1919年7月1日に発行されました。

世界平和記念切手は、別名「世界対戦平和記念切手」と呼ばれることもありますが、どちらも同じ切手です。

世界平和記念切手の額面は、1.5銭、3銭、4銭、そして10銭の4種類が存在しています。ですが、1.5銭と3銭は「ハト」の図柄、4銭と10銭は「ハトとオリーブの枝」と、共通の図柄にて発行されています。

日本国内で平和を主題とした切手は、この世界平和記念切手が初めてであり、図柄には平和の象徴である白い鳩が採用されています。

世界平和記念切手の価値はバラ切手単位で1.5銭と3銭は600円程度ですが、4銭になると2000円程の価値があり、10銭には約8000円もの価値が見込めます。

これは、発売時の発行枚数に基づくものであり、1.5銭・3銭切手と比べると、4銭・10銭の発行枚数は、桁ひとつ少ないからですね。 残存数が少なく希少性の高い4銭切手と10銭切手の価値が相対的に高いものとなっているのです。

ただ、ここで留意していただきたいのが、切手の”価値”とは、販売や買取を考えない場合の値ですので、世界平和記念切手の”買取価格”とは全く異なるものです。

切手買取における世界平和記念切手の買取価格は、1.5銭と3銭切手なら30円前後、状態が悪ければ値段がつかなくなっています。

そして、世界平和記念切手の4銭切手と10銭切手は、発行枚数が少ないので希少価値も高く、4銭切手の買取価格は200円前後が期待でき、10銭切手に至っては1000円前後の買取価格も期待できます。

4種類が全て綺麗な状態で揃っていればコレクションとしての価値が評価され買取価格の上昇につながる可能性がありますので、もし世界平和記念切手を4種類とも所持している場合はバラバラに売ってしまわず、まとめた状態での買取を検討すると良さそうです。

また、切手の発行日初日の消印が押された郵便物は「FDC(初日カバー)」といい、切手買取業者でも買取対象になっている場合があります。

世界平和記念切手のFDC(初日カバー)の買取価格は、状態や消印の状態・種類によっても大きく変わるため一概にはいえませんが、最大で2万円前後の買取価格も期待することが出来ます。