関東神宮鎮座記念切手の買取価格と詳細
このページでは、全ての額面の「関東神宮鎮座記念切手」について買取相場や詳細を画像付きでまとめて一覧で紹介しています。
また、関東神宮鎮座記念切手買取におけるおすすめの切手買取業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
関東神宮鎮座記念切手(7銭)の買取価格と概要
関東神宮鎮座記念切手の7銭切手は、関東神宮と関東州租借地の地図が灰色で描かれた記念切手です。
関東神宮鎮座記念7銭切手は、発行数が75万枚とそれほど多くないため希少価値は低くはありませんが切手買取では1枚あたり大体50円前後の買取価格が相場です。
関東神宮鎮座記念切手(3銭)の買取価格と概要
関東神宮鎮座記念切手の3銭切手は、図柄は7銭切手と同じですが、茶色で印刷されているのが特徴です。
関東神宮鎮座記念切手の3銭切手も7銭切手同様に希少価値が低いわけではありませんが、切手買取では1枚あたり50円前後の買取価格が相場です。
動画にまとめていただきました!
当サイトの内容も参考にして動画をつくっていただきました。
関東神宮鎮座記念切手について
「関東神宮鎮座記念切手」とは、1938年に創立された”関東神宮”の鎮座と創建を記念して発行された切手であり、戦時中最後の記念切手でもあります。
関東神宮鎮座記念切手の発行日は、1944年(昭和19年)10月1日で、額面は3銭と7銭の2種類が発行されています。
図柄は2種類とも同一で、3銭切手は茶色、7銭切手は紺色(灰色)の刷色となっています。
関東神宮鎮座記念切手は、関東局管内の限定販売品の切手で、それぞれ75万枚ずつが発行されましたが、日本はちょうど戦争を行っていた時代と重なり、この頃は国民に切手を収集している余裕はありませんでした。
そして、戦時中に発行された切手のため、戦前よりも切手の印刷技術や質が粗悪になっています。
関東神宮鎮座記念切手の図柄は、関東神宮と関東州租借地の地図を描いたものですが、関東神宮は当時日本の租借地であった関東州(現在の中国)にあった神社であり、1945年の第二次世界大戦後に廃社となりました。
関東神宮鎮座記念切手の価値ですが、3銭の価値は600円、7銭の価値は650円程となっています。
また、関東神宮鎮座記念切手は、実は使用済みの消印付きの方が価値が高い場合があり、最大で900円前後の価値にまで上昇します。
使用済みの切手を売ることが出来るかどうかは、それぞれの切手買取業者の判断基準によりけりですが、他の切手と合わせて相談してみても良いかも知れません。
この時代の切手は、残存数が多いために驚くようなプレミア切手はなかなかありませんが、沢山の種類をまとめて売ることで、通常より良い買取価格をつけてくれる切手買取業者もあります。
また、ここで留意していただきたいのは、切手の”価値”とは、買取・販売を考えない場合の値であって、関東神宮鎮座記念切手の買取価格とは異なるという点です。
切手買取での関東神宮鎮座記念切手の買取価格相場は、3銭切手・7銭切手ともに、大体50円前後の買取価格が期待できます。
そして、切手の発行日初日の消印が押された郵便物を「初日カバー(FDC)」といいますが、郵趣品として価値が出る場合があり、切手買取でも買取を受け付けているケースがあります。
初日カバー(FDC)の価値は、切手の消印内容や宛先、一緒に貼られている切手によっても大きく異なるため一概にはいえませんが、関東神宮鎮座記念切手の初日カバーの場合、最大で1200円前後の買取価値が期待できるプレミア品もあります。
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