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【皇太子結婚式記念切手】の買取相場やおすすめ買取業者を解説

【皇太子結婚式記念切手】高額不発行切手の買取相場や歴史を解説
【皇太子結婚式記念切手】高額不発行切手の買取相場や歴史を解説

不発行切手「皇太子結婚式記念切手」の買取価格と詳細

このページでは、全ての額面の「皇太子結婚式記念切手」について買取相場や詳細を画像付きでまとめて一覧で紹介しています。

また、皇太子結婚式記念切手買取におけるおすすめの切手買取業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

皇太子結婚式記念切手(20銭)の買取価格と概要

皇太子結婚式記念切手(20銭)
発行枚数
不明
切手買取相場
8万~30万円
初日カバー買取相場
時価

不発行となった皇太子結婚式記念切手のうち”20銭切手”は、青色のインクで「東京・霞ヶ関の東宮仮御所」が描かれています。

切手買取での皇太子結婚式記念20銭切手の買取価値は、1枚で大体30万円前後の買取価格も期待できるプレミア切手です。

皇太子結婚式記念切手(8銭)の買取価格と概要

皇太子結婚式記念切手(8銭)
発行枚数
不明
切手買取相場
50万円~150万円
初日カバー買取相場
時価

数あるプレミア切手の中でも、皇太子結婚式記念切手の8銭切手は特に高い買取価値があることで知られています。

切手買取での皇太子結婚式記念切手8銭切手の買取価格は、状態が良ければ1枚で150万円前後の買取価格も期待できます。

皇太子結婚式記念切手(3銭)の買取価格と概要

皇太子結婚式記念切手(3銭)
発行枚数
不明
切手買取相場
1万円~6万円
初日カバー買取相場
時価

皇太子結婚式記念切手の3銭切手は、霞ヶ関からの筑波山が赤色のインクで描かれています。

不発行切手のためプレミア価値が非常に高く、皇太子結婚式記念切手の3銭切手を切手買取に出された場合も1~6万円前後の買取価格が期待できます。

皇太子結婚式記念切手(1.5銭)の買取価格と概要

皇太子結婚式記念切手(1.5銭)
発行枚数
不明
切手買取相場
1万円~6万円
初日カバー買取相場
時価

5銭=1銭5厘に該当します。皇太子結婚式記念切手の1.5銭切手は、3銭の図柄と同じく”霞ヶ関からの筑波山”がデザインされていますが、1.5銭切手は紫色のインクで印刷されています。

皇太子結婚式記念切手の1.5銭の買取価格は、1枚あたり1~6万円の買取価格が期待できます。

動画にまとめていただきました!

当サイトの内容も参考にして動画をつくっていただきました。

皇太子結婚式記念切手について

皇太子結婚式記念切手について

皇太子結婚式記念切手は、日本で初めて不発行になった切手として知られています。

切手の図柄は、1.5銭切手(紫色)と3銭切手(赤色)が「霞ヶ関からの筑波山」、8銭切手(赤色)と20銭切手(青色)が「東京・霞ヶ関の東宮仮御所」になっています。

詳しくは後述しますが、1.5銭・3銭・8銭・20銭の4種類の額面がありますが全ての種類が不発行切手であり残存数は約8000枚と言われている事から、希少性が高く切手買取においても高い買取価格が期待できます。

そして、4種の額面共不発行切手ですが、額面によっても残存数が異なり、8銭切手の残存数は特に少ない事から次のように価値もひときわ高くなっています。

皇太子結婚式記念切手の1.5銭切手は、1枚あたり5万円前後の買取価格も期待できます。

皇太子結婚式記念切手3銭切手の買取相場も、同じく5万円前後を見込むことが出来ます。

皇太子結婚式記念切手のうち8銭の切手は価値が高く、1枚で150万円前後の買取価格も期待できるプレミア切手です。

皇太子結婚式記念切手の20銭も買取価値が高く、1枚で大体10万~30万円前後の買取価格が期待できます。

また、”皇太子結婚式記念絵はがき”も価値が非常に高いため、もし買取に出される場合は切手も同様に相見積もりを取ることを強くおすすめします。

では、おすすめの切手買取業者を紹介したのちに、皇太子結婚式記念切手がどうして不発行切手になったかの経緯についてもご紹介します。

【おすすめ】切手買取業者の評判はこちら

  • 買取福ちゃん

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  • バイセル

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「皇太子結婚式記念切手」の歴史と不発行の理由について

「皇太子結婚式記念切手」がどうして不発行切手になったかの経緯をご説明します。

後の昭和天皇となる裕仁皇太子は、1923年(大正12年)11月にご結婚される予定で、婚儀を記念する切手として、今回ご紹介の「皇太子結婚式記念切手」が用意されました。

切手の用紙は、これまで発行されてきた日本切手の中でも初めての”黄着色用紙(透かしなし)”を採用し、さらに印刷方式も凸版印刷と凹版を組み合わせた豪華な仕様になりました。

この皇太子結婚式記念切手が製造されたのは大正時代、日本で記念切手が発行され始めてからまだ30年足らずのこの時代で、これだけ豪華な切手を発行するとなると、きっと製造面でもかなり気合が入っていたのではないかと想像します。

ですが、忘れてはならない歴史的大災害が、このとき勃発します。それが1923年(大正12年)に起こった”関東大震災”です。

122ヵ所から火災が発生、建物の被害も非常に多く首都機能や報道機能も麻痺、関東大震災は当時の日本に、非常に大きな爪痕を残していきました。

そして、この関東大震災が起因となり、皇太子結婚式記念切手の原版・完成品もろとも炎の渦に飲まれていったのです。

記録的な大災害を前に、裕仁立太子の婚儀も延期となり、切手の発行も中止されました。

ですが、このとき完全に焼失されたと思っていた皇太子結婚式記念切手の一部(約8000枚と言われている)がパラオの南洋庁に向けて発送され、難を逃れていたことが分かったのです。

延期となった裕仁立太子の婚儀は翌年の1月に行われたのですが、このときの皇太子結婚式記念切手を日本に返してもらい、記念印を押して関係者へと献上したそうです。

そのときに渡された皇太子結婚式記念切手が、時代を経て今に残っており、希少性の高いプレミア切手として珍重されているということです。

また、皇太子結婚式記念切手と合わせて”皇太子結婚式記念絵はがき”も発行される予定だったのですが、絵はがきの発行は切手の不足によって中止されています。

ですが、発行こそ中止されたものの一部の絵葉書は現存しており、こちらも希少価値の高いプレミア品として重宝されています。

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