愛国切手の買取価格と詳細
このページでは、全ての額面の「愛国切手」について買取相場や詳細を画像付きでまとめて一覧で紹介しています。
また、愛国切手買取におけるおすすめの切手買取業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
愛国切手(4+2銭)の買取価格と概要
愛国切手の記念切手の4+2銭は緑色で印刷されています。寄付金を広めるため発行数もそれなりに多く、切手の希少価値は高くありません。
ですが切手買取の場合、1枚あたり大体100円前後の買取価格も期待できます。
愛国切手(3+2銭)の買取価格と概要
愛国切手の3+2銭切手は紫色で印刷されていて、3銭が切手額面・2銭が寄付金額です
。愛国切手3+2銭の切手買取での買取価格は、1枚あたり大体100円前後の買取価格が期待できます。愛国切手の図柄は3種類とも同一で、「ダグラスDC-2型機」が描かれています。
愛国切手(2+2銭)の買取価格と概要
2銭切手は、切手額面が2銭・寄付金が2銭で構成された記念切手です。愛国切手の2+2銭切手の印刷色は赤色で、切手買取での買取価格は、1枚あたり大体100円前後の買取価格が期待できます。愛国切手の寄付金は、国内各地に飛行場を整備する為に使われました。
動画にまとめていただきました!
当サイトの内容も参考にして動画をつくっていただきました。
愛国切手について
愛国切手とは、日本で初めて発行された寄附金付切手で、国内各地に飛行場を整備する為の募金を呼びかける目的で製作されました。
愛国切手は、単に”愛国切手”と呼ばれることもあり、切手の発行日は1937年(昭和12年)6月1日で、額面別に3種類が存在し、それぞれ図柄は同一で、刷色が異なるものとなります。
愛国切手は、寄付金付き切手として発行されたため、他の切手と額面が少し違っており、2+2銭、3+2銭、そして4+2銭の3種類が発行されました。
このうち、切手として使える金額は2銭・3銭・4銭で、それぞれに2銭ずつの寄付金が上乗せされる仕組みです。
この寄付金は、当時の日本でまだ未発達であった”飛行場”を整備する目的で集められ、ゆえに、愛国切手の図柄も「日本アルプス上空を飛ぶダグラスDC-2型機」を描いたものとなっています。
寄付を受ける法人は財団法人帝国飛行協会で、当時は財政からの寄付で1000万円、そして愛国切手で約100万円ほどの寄付金を集め、飛行協会の国策遂行への希望を持って集められたものとなります。
気になる愛国切手の価値ですが、戦前の記念切手としては価値は低めで、3種類の価値はそれぞれ800円前後となっています。理由としては、愛国切手は寄付金を広めるために発行数が非常に多く設定され、希少価値が薄いため、戦前の切手としてはあまり価値が上がっていないのです。
しかし、切手のデザイン面では当時から切手愛好家より支持を得ており、飛行機の左翼が切手の枠にかかっていることで躍動感を生み出している、と評価されていました。
また、ここで留意していただきたいのが、切手の”価値”とは、買取・販売を考えない場合の値であって、愛国切手の買取価格とは異なるという点です。
切手買取での愛国切手の買取価格は、2+2銭・3+2銭切手・4+2銭切手それぞれ100円前後の買取価格が期待できが期待できます。
ですが、使用済みの愛国切手でも買取してもらえる場合があり、例えば「FDC(初日カバー)」の存在が挙げられます。
FDC(初日カバー)とは、切手の発行初日の消印が押された郵便物のことを指し、郵趣品として収集価値があるケースもあって、切手買取業者でも買取を受け付けている場合があります。
FDC(初日カバー)の価値は、宛名や消印内容、一緒に貼られた切手によっても大きく変わるため一概にはいえませんが、愛国切手のFDC(初日カバー)だと、最大で4000円前後の買取価値にまで伸びる可能性もあります。
愛国切手は、戦後のGHQによる統括により、愛国主義的なものは全て排除されたため、切手として使用できなくなり廃盤となりました。
愛国切手は、希少価値こそ高騰していないものの、3種類が揃っていればコレクションとして評価され、買取価格が上がる場合もあります。
そして愛国切手の他にも、戦前の切手は高く売ることが出来る種類も多いです。もし戦前の切手のコレクションを持っているのであれば、一度切手買取店の査定を受けてみることを強くオススメします。
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