
切手の「額面」とは?

切手の「額面(額面)」とは、切手の料金のことです。
切手の中に数字が書かれていますが、この数字が切手の額面に該当します。
今の切手はアラビア数字で額面が書かれている切手も多いですが、昔の古い切手だと、額面が漢数字かつ右書きで書かれていることもあり、少々分かりづらいかも知れません。
例えば、額面が1銭5厘の切手の場合、「1 1/2」という表記で記されていることも多いです。
また、切手の額面には「80+10」のように、足し算の額面になっているものがあります。これは「寄付金付き切手」といい、切手の額面は”80”、寄付金が”+10”されています。
「80+10」の額面の場合、切手として使う分には80円切手として使用することが出来ますが、10円分の寄付金が加算されていますので、購入の際には90円で買わなければいけません。
海外では、額面がない「無額面切手」というのもあります。日本ではこれまで発行された前例はありませんが、郵便料金改定の際に経費が掛からない・切手の在庫が余らないというメリットもあります。
切手の買取だと、例えば金券ショップなどで「額面の○○%で買取」とありますが、例えば「額面の70%で買取します」と宣伝している場合、80円の切手だと、一枚で56円の買取価格が付くことになります。
ですが、昔のプレミア切手だと額面ベースでの買取ではなくなり、「切手の希少価値」によって買取価格が決まります。
そのため、古切手の買取の際には、切手の額面はあまり関係ないことも多いです。(例えば、日本で最初に発行された記念切手「明治銀婚記念切手」だと、額面は”5銭”と非常に低い額面ですが、切手買取だと、最大1万円前後の買取価格も期待できます。)
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