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切手収集用語「エドアルド・キヨッソーネ」とはどういう意味?

切手用語集

エドアルド・キヨッソーネとは?

エドアルド・キヨッソーネについて

エドアルド・キヨッソーネ(Edoardo Chiossone)とは、海外の先進技術を日本に取り入れるため、イタリアからやってきたお雇い外国人です。

当時発行されていた日本紙幣の肖像画を担当する傍ら、切手の原版彫刻なども担当し、日本の印刷技術の向上に大きく貢献した人物です。

当時の日本は、大蔵省印刷局を設立したばかりで、先進国に比べると、まだまだ印刷技術は発展途上だったのでした。そこで日本は、海外のより良い技術を取り入れるため、”お雇い外国人”を多数招き入れました。

イタリア人銅版画家のエドアルド・キヨッソーネ氏は、お雇い外国人として、1875年(明治8年)に来日しました。

エドアルド・キヨッソーネが原版を彫った紙幣や切手などは500点を超えるそうで、様々な印刷物の分野で活躍し、印刷技術の基礎を築いていきました。

切手買取においては、基本的に「古い切手ほどに価値が高い」傾向にありますが、エドアルド・キヨッソーネが活躍していた時代、日本の切手はまだまだ発展の途中にありました。郵便の年表でいってもかなり古い時代にあたりますので、切手買取でも高い買取価値が付くようなプレミア切手も多くあります。

エドアルド・キヨッソーネが担当した切手としては、小判切手が有名です。

小判切手は、欧米諸国に負けず劣らずの高い水準で製造された普通切手で、エルヘート凸版を用いて製版されました。

小判切手は23年間の長きに渡り発行されていた普通切手のため、同じ小判切手であっても、切手の印刷技術の進歩によって細かな違いがあります。

エドアルド・キヨッソーネの功績を讃え、記念切手「郵便切手の歩みシリーズ」第2集では、キヨッソーネと小判切手がデザインに採用されています。

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