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アルミ箔切手とはどういう意味?

切手用語集

アルミ箔切手(アルミ切手)とは?

アルミ箔切手(アルミ切手)について

アルミ箔切手とは単純に、アルミ箔に印刷された切手のことを指します。

アルミ箔を切手に用いるケースは日本ではあまり見られませんが、例えば旧ソ連やハンガリー、トンガなどの海外においてはメジャーな切手素材であり、記念切手中心ではあるものの、種類もそれなりに発行されていました。

特に発展途上国などでは"珍しい切手を発行すればコレクターが購入するであろう"と、外貨獲得の為にアルミ箔切手を発行したという側面もあります。ですがアルミニウム製の切手は保存が極めて難しいため、綺麗な状態で残る収集品は稀であったでしょう。

アルミ箔切手が登場したのは1955年、ハンガリーがアルミニウム産業を記念して発行したものが最初になります。

今でこそ金箔や銀箔などを用いた金属製の切手も時折発行されてはいますが、このアルミ箔切手は「世界で初めての金属箔の切手」に数えられます。

ですが、発行当初はまだ十分な技術が伴っていなく、印刷技法も一般的なエンボス加工(凹凸を施す加工)ではなく、アルミ箔の上にそのまま単色印刷を行ったものでした。そのため、印刷の欠け等も多く見受けられます。

日本発行の切手でアルミ箔が用いられるケースはほぼありませんが、2011年発行の特殊切手「日本国際切手展2011」に一部アルミ箔が使用されました。

ですが金箔の裏地として採用されていますので、一見アルミ箔が使われていることは分かりません。

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