
不要な切手はいくらで売れる?
切手買取を利用する際、まず気になるのが「切手がいくらで売れるのか」です。
しかし切手の種類は数多くありますので、「大体いくら位」というのは定義としてかなり広く、定め辛いものとなります。
下記ページに切手の種類ごとの大体の価値と買取価格を掲載していますので、売りたい切手が決まっていれば参考にしてくださると幸いです。
記念切手の買取額はいくら位?
ひとくちに記念切手といっても種類は数多くあり、国内だけでも数えきれないほどの多くの記念切手が発行されています。
日本で最初に発行された記念切手は明治27年発行の「明治銀婚記念切手」で、そこから数多くの記念切手が発行されて現在に至ります。
さらに記念切手の発行数は都度増刷される普通切手とは違い、記念切手ごとに数が異なっています。
希少性や残存数が記念切手ごとに違うため、一概にいくらで売れるかは定義し辛いものとなります。
しかし記念切手ごとであればいくら位で売れるか知ることは可能ですので、まずは下記のページで売りたい記念切手を探してみることをお勧めします。
普通切手はいくらで売れるのか

普通切手は、「極端に新しいものか古いもの」が高く売ることが出来ます。
高く売ることが出来る理由ですが、新しい普通切手と古い普通切手では理由が全く異なっているため、先に新しい普通切手から説明します。
新しい普通切手が高く売れる理由としては、単純に一定のレートで買取してもらうことが出来るからです。
レートは切手の額面によって上下しますが、大体いくら位かというと額面の50~85%程度が一般的な買取価格となります。
この場合、普通切手と記念切手でいくらか買取価格が上下する場合もあります。誰にでも好まれやすくビジネス書類の郵送にも違和感なく使用できる普通切手は、再販売しやすい傾向にあり買取価格も高めになっていることがあります。
逆に記念切手や特殊切手は親しい知人に送る場合など使用の場が限られているため、買取価格もいくらか下がってしまう場合があります。
しかし高く売れるといっても、新しい普通切手の場合は額面より高額で売れることは殆どなく、あくまで他の有価証券などと同等のレベルの買取額がつくといった意味になります。
一般的に「高く売れる」という言葉で連想するのは、下記の古い普通切手の理由の方がしっくりくるかも知れません。
古い普通切手はいくら位の買取価格か
古い普通切手が高値で売れる理由としては、まず切手自体が持つ価値が高いことが挙げられます。
特に明治時代~昭和初期の普通切手は価値が非常に高く、一枚で1万円を超えるものはざらにあります。そして古い普通切手の価値が高いもうひとつの理由としては、切手の希少性が高く残存数も少ないためです。
珍しい切手やなかなか入手出来ない切手であるほどに希少価値が上がり、切手の買取価格も高くなるという仕組みです。
古い普通切手がいくら位で売れるのかですが、例えば1871年に発行された竜文切手であれば安い種類でも2万円程度から買取してもらうことが出来ます。
切手の種類だけでなく状態によっても買取価格はいくらか上下してしまいますので上記はあくまで美品の場合の目安ですが、古い普通切手は他の切手と比べても買取価格が高い傾向にあります。
普通切手がいくらで売れるかの一覧は下記のページに掲載していますので、参考になれば幸いです。
近年注目の中国切手はいくらの価値があるのか

ここ数年で買取相場が急上昇し、注目を集めたのが「中国切手」です。
中国切手とは中国で発行された切手のことですが、中でも投資対象として持てはやされたのは1966年から1976年の文化大革命の時代に発行されていた中国切手です。
この時代に発行されていた切手は残存数が少なく希少価値が非常に高いため、経済発展を迎えた中国の裕福層が着目し、膨大なチャイナマネーが中国切手へと流れました。
その煽りを受け注目度は世界各国までに広がり、中国切手の値段は高騰していったのです。
しかし中国経済が落ち着くにつれ、中国切手は投資家からの注目が薄くなりはじめ以前のような勢いは見られません。
そのため、買取相場はピーク当時よりいくらか下がりつつあります。
今後も買取価格は平行線か、もしくは更に相場が下がってしまうことが予測されているため、もし中国切手を所持しているのであれば今のうちに買取してもらうことをお勧めしています。