高額な記念切手をランキングで紹介します
当サイトでは今までに発行された記念切手について種類別、かつ額面別で買取相場や詳細情報を紹介していて、その数は膨大となっています。
このページではその中でも「特に高い記念切手」の買取価格をランキング形式でトップ10まで一覧で概要と共にご紹介します。記念切手の中でも高い価値を持つものがどういう者か気になる際にはぜひ参考にしてください。
尚、「全ての記念切手の買取相場と詳細について」や「記念切手のおすすめ買取業者ランキング」については次のページを参考にしてください。
比較している記念切手のルール
「記念切手の買取価格比較ランキング」と一言に行っても、「シートorバラ」、「状態」など、ある程度条件を決めておかなければランキングは簡単に動いてしまいます。
ですので、先に比較している切手の条件についてまとめておきます。
状態は美品であることを基本として評価する
バラ切手、もしくは小型シートで評価し、切手シート(100枚綴り等)は対象外
切手趣味週刊シリーズも記念切手に含める(「見返り美人」や「月に雁」など)
同じ名称の記念切手でも額面や種類が異なる切手は別々に評価する※1
エラー切手は評価対象外※2
※1:例えば明治銀婚記念切手の「2銭」と「5銭」は別々として評価し、「カナ入り」「洋紙」など評価が異なる種類でも別物として評価します
※2:エラー切手とは「印刷漏れ」「用紙エラー」「無目打ちエラー」といった切手です。但し、「逆さのジェニー」のようにエラー切手でありながら1種類として確立されている切手については評価対象とします。
高額記念切手ランキングトップ10!
では、ここから高額記念切手ランキングトップ10を発表していきます。希少価値が高いながらも、自宅に眠っている可能性はゼロではないような記念切手も多くランキング入りしていますので、楽しみながら一読いただければ幸いです。
1位:皇太子結婚式記念切手(不発行切手)
皇太子結婚式記念切手は有名な不発行切手で、特に8銭切手の買取相場が最も高く、状態が良ければ1枚で100万円前後の買取価格も期待できる程です。皇太子結婚式記念切手は1.5銭・3銭・8銭・20銭の計4種の額面があり、8銭以外も価値が高く、美品状態を前提とした20銭切手だとおよそ10万円前後までの買取相場になります。
2位:逓信記念日制定記念切手
逓信記念日制定記念切手は、当時開かれた逓信文化展覧会の会場のみで限定発売された切手で、買取相場は96000円前後と高額です。切手愛好家の間で人気が高かった航空切手をそのままデザインに流用しており、4種組み合わせの小型シートにて発行されました。発行枚数は僅か2万枚しかなく希少価値の高い切手で、伴って買取相場も高くなっています。
3位:裕仁立太子記念切手
裕仁立太子記念切手は1.5銭、3銭、10銭の3種がありますが、中でも10銭切手は「儀式のかんむり」と呼ばれ、愛好家の間では有名なプレミア切手です。10銭切手の価値が抜きんでて高く買取相場も65000円辺りを前後しますが、1.5銭・3銭切手は発行枚数が多いためここまでの希少価値はなく、数百円前後の買取価格に留まります。
4位:飛行郵便試験記念切手
飛行郵便試験記念切手は国内で初めて飛行便が試行された日を記念して作られた切手で、1.5銭と3銭の2種類があります。買取相場は赤色の3銭切手がおよそ5万円前後で、青色の1.5銭切手だと大体3万円前後までが期待できます。元々発行数が少ないうえ、東京大空襲によって多くが焼けてしまったためさらに残存数が少なくなり、希少性が高まりました。
5位:郵便創始50年記念切手
郵便創始50年記念切手は1.5銭・3銭・4銭・10銭の4種類がありますが、特に10銭切手の価値が高く、およそ22000円までの買取相場も期待できます。4銭切手も大体4000円までの買取相場になっていて価値が高いのですが、1.5銭・3銭切手は発行枚数が多かったため希少価値はそこまで高くありません。
6位:犬山こども博覧会記念切手
犬山こども博覧会記念切手は、当時愛知県犬山町で開催された”こども博覧会”を記念し、会場で販売された切手シートです。発行枚数は10万枚と少なく、伴って買取相場も高額です。シート1枚(5円切手×10枚)でおよそ2万円前後までが買取相場ですが、状態によっても実際の買取価格は異なります。
7位:関東局始政30年記念切手
関東局始政30年記念切手は関東局管内のみで限定発売された記念切手で、額面は1.5銭・3銭・10銭の3種類があります。そのうち最も価値が高いのは10銭切手で、およそ15000円前後までの買取相場が期待できます。10銭切手ほどではないものの1.5銭・3銭も価値が高く、買取相場は大体1000円~2000円までが期待できます。
8位:東京切手展記念切手
東京切手展記念切手は、当時東京で開催された切手展を記念して発行された切手で、切手愛好家より人気の高かった普通切手(法隆寺五重塔30銭)の図柄を流用し、小型シートにまとめています。発行枚数は30.2万枚とそこまで少なくないのですが、今だ根強い人気がある記念切手で、買取相場は11000円前後までが期待できます。
9位:日韓通信業務合同記念切手
日韓通信業務合同記念切手は、大韓帝国にある逓信事業を日本が委託された(事実上接収)事を記念に発行された切手です。販売枚数は148万枚でしたが、そのうちの半分以上となる82万枚が韓国国内で売れたという記録が残っており、かつ発行年が1905年と古いため希少価値も高く、買取相場もおよそ9000円前後までと高額です。
10位:万国郵便連合加盟50年記念切手
万国郵便連合加盟50年記念切手は1.5銭、3銭、6銭、10銭の4種類があり、その中で最も価値が高いのが10銭切手です。10銭は発行枚数が13万1000枚と少なく、買取相場は9000円前後までが期待できます。6銭切手もおよそ8000円前後までの買取相場ですが、1.5銭・3銭は発行枚数が多く、買取相場も数百円に留まります。
以上が高く売れる記念切手ランキング(トップ10)です。
記念切手の種類は上記で紹介している種類よりももっとたくさんありますが、当サイトでも次のページで紹介していますので気になる方は是非参考にしてください。
また、記念切手のおすすめ買取業者も紹介していますので、買い取りを検討の際には参考にしてください。
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