中国切手の買取価格ランキング。最も高い中国切手を比較して紹介します

「全国の山河は赤一色」は切手の図案ミスによって発行後僅か半日ほどで回収されたため、希少価値が非常に高いプレミア中国切手です。切手買取の市場でも買取例は無きに等しいほどで、故に買取価格は時価評価(数千万円予想)になりますが、例としては世界オークションで4300万円、また別のオークションでは9100万円の落札価格が付きました。

梅蘭芳舞台芸術はバラ切手が8種と小型シートが発行されていますが、小型シートの価値は特に高く、中国切手の中でもかなり希少価値が高いプレミア切手です。小型シートは発行枚数が僅か2万枚と非常に少ないため希少性があり、買取相場は綺麗な品であれば最大で100万円前後まで期待できる程です。

中国切手の中でも、特に文化革命時代(1966年～1976年頃)のものはプレミア切手が多いです。こちらの「毛主席の最新指示」も1968年に発行された中国切手で、5種の図柄は同じに見えますが、よく見ると採用されている指示文が切手ごとに異なります。特に画像のように5枚が繋がったものは価値が高く、最大で42万円前後の買取価格も期待できます。

天安門図切手は複数の種類が発行されていますが、その中でも第5版(北京高額凹版)の額面10万元・20万元のものは特に価値が高くなっています。第5版は中国の政治によって回収対象となった切手で、その中でも高額面のものは発行数・流通数ともに少なく、10万元切手で最大13万円、20万元切手で最大17万円の買取価格までが期待できます。

牡丹シリーズは単片切手が15種＋小型シート1種で構成されるシリーズです。単片切手の一部にも高い買取価格が期待できる切手がありますが、プレミア切手として広く知られるのは小型シートのほうで、発行数が僅か4万枚のみと希少価値が高く、綺麗な美品であれば最大で15万円前後の買取価格も期待できます。

中華人民共和国成立15周年シリーズは単片切手が3種と、その3枚を組み合わせた小型シートの計4種からなるシリーズです。こちらも小型シートの発行枚数が少なく、美品だと最大で15万円前後の買取価格も期待できる程です。逆に単片切手の場合はそれほど価値が高くないのですが、それでも1枚あたり最大2000円前後までも期待できます。

軍人切手は陸軍・海軍・空軍の3種が発行され、特に空軍切手の買取相場は高額で、最大14万円前後までも期待できる程です。逆に陸軍切手だと買取相場は下がり、最大13000円前後までに留まります。海軍の切手も価値はありますが、流通量が極めて少ないため、買取金額はそのお店や買取業者によりけりです。

赤猿(子ザル)は中国切手でも特に有名なプレミア切手です。発行枚数は500万枚前後とそれほど少なくはないのですが、干支の発祥地である中国から初めての年賀切手として発行されたこと、そしてプレミア切手の代名詞として知られるため相場は未だ高く、買取価格としては1枚あたり13万円前後が期待できます。

少年たちよ子供の時から科学を愛そう切手は、単片切手6種と小型シート1種からなる中国切手のシリーズですが、特に小型シートが高く売れることで知られます。綺麗なものであれば最大12万円前後までの買取価格が期待でき、使用済みの状態であっても数万円の買取価格が期待できるプレミア切手です。

中華人民共和国展覧会切手は通常のバラ切手の他、切手12面で構成されている切手シートも発行されており、そちらの価値が非常に高いです。バラ切手だと8分切手が最大60円、70分切手が最大650円前後までのところ、12面切手シートの買取相場は美品であれば最大10万円まで期待できます。