雲南のツバキ切手の買取価格と詳細
雲南のツバキ(雲南の椿)」とは、1979年に発行された中国切手で、中でも小型シートはプレミア切手として知られています。
雲南のツバキという中国切手について説明する前に、まず「雲南のツバキ」は次の3種類に大分されるという事を知っておいてください。
1.雲南のツバキの10種完・単片切手(編号:T37)
2.雲南のツバキ小型シート(編号:T37m)
3.中華人民共和国切手展(加刷)小型シート(編号:J42)
これら3種類に分けてこれから買取価格や詳細情報を紹介していきますが、記事が長くなりますので、先にそれぞれの雲南のツバキの買取価格をまとめてご紹介します。
※ちなみに、次の3種類は全て1979年11月10日の同日に発行されています。
雲南のツバキ10種完切手の買取価格は、未使用美品が揃った状態で1000~2000円前後の買取価格
雲南のツバキ小型シートであれば、おおよそ1万円前後の買取価格
中華人民共和国切手展(加刷)小型シートであれば、1枚辺り2万円前後の買取価格
「雲南のツバキ単片切手(10種完)」の買取価格と詳細
雲南のツバキの10種完・単片切手は1979年11月10日に発行されました。
他二種類の雲南のツバキ切手が小型シートに対してこちらはバラ切手で次の10種類の絵柄で発行されました。
菊弁
獅子老
金花茶
小桂葉
童子面
大瑪瑙
牡丹茶
紫袍
六角恨天高
柳葉銀紅
額面は「4元・8元・10元・20元・30元・40元・50元・60元・70元」の9種類が採用され、発行枚数は 10種それぞれで異なっています。
最も少ない種類でも200万枚、多い種類なら1500万枚も発行されました。
その為、雲南のツバキの単片切手はどれも単体であれば30円~数百円という買取価格に収まりますが、10種完で揃うことで1000~2000円前後の買取価格が期待できますので、単体で売るのであれば極力まとめて買取依頼することをおすすめします。
「雲南のツバキ小型シート」の買取価格と詳細
雲南のツバキ小型シートも1979年11月10日に発行されました。
図柄には"宝珠茶"という椿が採用され印刷方式はグラビア印刷が採用されたため、美しく色鮮やかに仕上がっている切手です。
数百万単位で発行された「雲南のツバキ単片」と比べて、小型シートの発行枚数は25万枚と少ない枚数の発行という事もあり、希少価値の高いプレミア中国切手として珍重されています。
状態によっても大幅に上下しますが、雲南のツバキ小型シートの買取価格は大体1万円前後の買取価格が期待できます。
ちなみに、発行初日の消印が押された使用済みの物(FDC)にも価値があり、もし買取に出すとすれば1枚5000円程度の買取価格は期待できるでしょう。
「中華人民共和国切手展小型シート」の買取価格と詳細
「中華人民共和国切手展(加刷)小型シート」とは"雲南のツバキ小型シートに加刷した切手"の事で、中国の切手展を記念して発行されました。
発行日は1979年11月10日で、雲南のツバキの単片切手や小型シートと同日に発行されました。
こちらは、発行枚数が10万部と三種の「雲南のツバキ」切手の中では最も希少価値が高い切手です。
中華人民共和国切手展小型シートの買取価格も、大体15000円~2万円程まで期待できる事から、雲南のツバキ切手の中では最も買取価格も高くなっています。
ですが、中華人民共和国切手展小型シートは偽物も多く出回っていることで知られている中国切手です。
理由はとても単純で、"雲南のツバキ小型シートへ加刷を施すのみで価値が倍ほどになる"と簡単に複製ができるという事から、いたずらに加刷を施した偽物品が作られたのです。
切手買取業者であれば査定スタッフに査定を一任できるので問題ありませんが、もし中華人民共和国切手展小型シートをオークションなどで入手される場合などは十分に注意されることをおすすめ致します。
ちなみに加刷は金色で「中華人民共和国郵票展覧」下部には「一九七九年 香港」と印字され、凸版印刷を用いて加刷されています。
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