ドイツ切手の買取価格・価値の一覧と、ドイツ切手を高く売れるおすすめ業者を紹介します

ドイツ切手には、当時の政治背景が現れた切手も多くあります。特にヒトラーが図柄になった切手は”ナチスドイツ切手”として知られ、希少な切手も多いです。特に歴史研究家・ミリタリーコレクターの方に重宝されています。

1937年に発行された全国切手展の小型シートには、ヒトラーの肖像画がデザインに採用されていて、買取価格は5000円前後も期待できるドイツ切手です。

ヒトラーの独裁が終わると、ドイツの人々は、当時発行されていたヒトラー切手の肖像画を模様で消して使うようになりました。ドイツ切手の中でも、ナチス時代の普通切手・あるいは記念切手は需要がありますが、ヒトラーの肖像が抹消された切手は希少価値が高いです。

切手や内容にもよりますが、バラ切手単片で数千円の買取価格が期待できる珍品もあります。

1936年のベルリンオリンピックは、ドイツ切手収集家には非常に有名な切手です。当時はヒトラー政権下にあった主催国はボイコットを仄めかしていましたが、ヒトラーが差別を緩める方針を出したため、無事に開催できたオリンピックです。

切手買取での買取価格は、枚数にもよりますが数枚のコレクションで数千円の買取価格も期待できます。

ドイツ切手には、ゲルマニア女神を図柄として採用した「ゲルマニア切手」があります。ゲルマニア女神はドイツ民族を擬人化した女神のことです。ドイツ切手にはその歴史によって様々な世代があり、ゲルマニア切手が発行されていた医大は、特に敗戦後のインフレが激しい時期でした。

ゲルマニア切手の買取価格は、希少な切手であれば1万円前後の買取価格も期待できます。

ヒトラー総統48歳誕生日切手は、1937年4月5日に発行された記念切手で、図柄は上記で紹介した「1937年全国切手展小型シート」と同じですが、こちらは目打ちがあります。

ヒトラーの肖像が切手に採用されたのはこれが初めてで、この切手以降も、ヒトラーの誕生日切手は1944年まで毎年発行されました。買取価値は様々ですが、1枚数百円～数千円の買取価格も期待できます。

グリム童話はドイツで誕生した童話集で、今でも様々な物語が語り継がれています。ドイツ切手にはグリム童話をテーマにしたものが数多く発行されていて、デザインの愛らしさから人気があります。

近年に発行されたグリム童話切手だと希少価値は薄いのですが、数枚で数百円の買取価格がつくことも珍しくありません。