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値打ちのある切手を見分けるポイント

【切手値打ち】値打ちのある切手ってどんな切手 | 切手買取業者徹底比較

値打ちのある切手のポイントとは?

値打ちのある切手には、一概にはいえませんがある程度の法則があります。それは「古い切手」と「中国切手」です。

全ての切手に当てはまるわけではありませんが、値打ちのある切手はこの法則を満たしていることが多いです。
ここでは、値打ちがある可能性が高い切手のポイントと理由、反対に値打ちがつきにくい切手についても説明していきます。

古い切手には値打ちがある

まず値打ちがある可能性が高い切手として、ざっくりですが明治時代から昭和前期辺りに発行されていた「古い切手」があります。

古い切手だと必然的に残っている数が少なくなり、希少価値が高いため値打ちがあるのです。
例えば昔の日本で発行されていた「竜文切手」は値打ちが高く、種類にもよりますが一枚あたり3万円から4万円もの値打ちがついているものもあります。

竜文切手でなくとも昔に発行された古い切手であれば希少である可能性が高いため、値打ちも高くなります。

古い切手という括りであれば基本的に切手のジャンルは関係なく、上記の竜文切手は普通切手ですが「明治天皇銀婚記念」という1894年発行の記念切手も8000~16000円くらいの値打ちがありますし、外国切手のペニーブラックも10万円以上の高い値打ちを持っています。

しかしあくまで「値打ちが高い傾向にある」ということですので、切手の種類によって値打ちはもちろん変わります。切手の種類ごとの値打ちを知りたい場合は、以下のページを参照していただければと思います。

中国切手は値打ちが高い

古くて希少性の高い切手は基本的に値打ちも高いままで推移していましたが、近年値打ちが急激に上がった切手として有名なのが、中国の一部の時代に発行されていた「中国切手」です。

大きく値打ちが動いたわけは中国の歴史の背景、そして中国のバブルにも理由があります。

文化大革命時代の中国ではは切手の収集が禁止されており、外国へ切手を輸出することも禁じられていました。今では旅行者がお土産に持ち帰った一部など残っている数がとても少なく、希少性が非常に高いのです。

そして近年の経済発展に伴って、中国には投資・投機ブームが訪れました。

美術品や骨董品などに加えてプレミア切手も投機の対象となり、裕福層や投資家からも注目を浴びるようになったのです。そして値段が爆発的に釣りあがっていった結果、現在のように高い値打ちを持つ切手へと急成長したのです。

しかし中国切手の値打ちは4~5年前にピークを迎え、投機ブームの縮小に伴い値打ちも徐々に下がりつつあります。

希少性が高い切手は値打ちも上がる

切手の値打ち

このように、基本的に「古い切手」や一時期の「中国切手」であればある程度の値打ちがある可能性が高いです。

この2つに共通するポイントとして「希少性が高い」ことが挙げられます。ですので古い切手や中国切手でなくとも、希少性が高い切手は基本的に値打ちも高いことが大半です。

近年の切手には何故価値がない

古い切手であれば値打ちがある可能性が高いのですが、逆に近年発行された新しい切手の場合はどうでしょう。

残念ながら、近年発行の切手だと値打ちがある可能性は非常に低いです。

どうしてかというと近年は切手自体の発行数が多く、入手も比較的容易であるからです。昔の切手は発行数が僅か500万枚ということもザラにありましたが、近年の切手の発行数は一部の記念切手でも5000万枚を超えることも多々あり、発行数が昔のおよそ10倍以上に膨れていることもあります。(切手によって発行数にバラつきがありますので一概にはいえません。)

そして昔のように日本中が沸くような切手ブームはここ何年も起こっていないため、切手の値打ちや相場自体に変化が起こりにくい時代となっているのです。

しかし若い女性の間では可愛い切手が注目されプチブームになっていたりもしますし金券ショップなどもありますので、そうした切手はオークションや金券ショップを利用すると良いかも知れません。

値打ちのある切手をどうするか

もし値打ちのある切手を持っていて、どうすればいいのか分からない場合は「きちんと保管しておく」か「売ってお金に換える」か、どちらかの方法をお勧めします。

どうして上記の方法を薦めるかというと、切手は紙で出来ているために非常にデリケートだからです。

そして金(インゴット)などと違い、切手はその状態によっても大幅に値打ちが上下してしまいます。状態が悪い切手であれば値打ちが下がってしまい、同じ美品の切手の5分の1程度にしかならないことも多々あります。

切手を手放すことは考えておらず、丁寧に保管出来る環境にあればそのまま家に置いておくのも良いでしょう。一度売ってしまうと同じ切手を買い戻すのは困難ですので、思い出の深い切手や売って後悔するような切手であれば手元に残しておくほうが良いと思います。

状態が下がってしまわないよう切手アルバムやピンセット、袋なども用意して保存しておくことをお勧めします。

しかし切手を置いておくのは、量が多い場合それなりの保管スペースも必要になりますし、雑に保管して状態が悪くなれば切手の値打ち自体も下がってしまいますので、将来的に売るときに値打ちがなくなってしまっていた、なんてことにもなり兼ねません。

そして残念なことに切手の値打ちは基本的に、とても大きなブームが来ない限り上がりません。

状態が悪くなれば切手の値打ちは下がってしまう一方ですので、もし必要でないのであれば切手買取の利用をおすすめします。

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